2010.9.17〜2010.9.20
歌島郷の祭へ
とある神社、とある神社近くのとある神社、(向東八幡神社)

はじめに

 旧暦の8月15日近辺、この時期、西国は尾道の神社、向東八幡神社(東八幡宮)の秋祭を訪ねるのは小生にとってもはや年中行事の一つとなっている。
 今年のスケジュールを確認させていただいたところ、今年は9月18日、19日の2日間で、ちょうど3連休の土日である。
 また、私事ではあるが8月に自家用車を買い換えているので、慣らし走行も兼ねて、こちらもお祓いを西国のとある神社様で受けておきたいこともあり、今回は自動車で移動することにした。
 向東八幡宮さんでお祓いを受けたかったところであるが、祭事期間中でそれどころではないであろうから、こちらはいつもお世話になっているとある神社様でお願いすることとした。
 ポイントとしては高速道路の休日割引料金をうまく活用して、移動にかかる費用を抑えこみたいところである。
 今回の旅に関しては毎年の事ながら少々特殊な旅であるので、いつもお世話になっている地元の神社様の女性に、準備物やお土産等を相談にのっていただいた。現地の方は皆大変お酒に強く、また舌もこえておられるので、旅が近づいた休日に地元の酒屋を訪ね、奉納、そして土産用に面白そうな日本酒を少しチョイスした。


9月17日〜9月18日早朝

 フレックスを使用し、会社を15:00に退け、一旦自宅に戻る。最近業務が立て込んでおり、前日の晩慌てて準備したカメラ機材や、旅の荷物を車に詰め込む。今回の車さくら(愛称)は、今までの車に比べ一回り大きく、トランクも広いので、大荷物も余裕で収納することができた。
 そして、長距離ドライブの際はもうおなじみとなった、小生の愚痴聞き係兼旅の友の子犬のぬいぐるみも助手席に座らせた。
 17:00 出発である。20分ほどで東北道宮城ICより高速道路に入る。慣らし運転ゆえ、飛ばさずに走行を続けた。計算では時間的には余裕があるはずである。一定の回転数を維持して車を走らせることができるので、慣らしには丁度よかった。
 ルートは、東北道宮城ICより高速道路に入り、東北道を南下し、福島県郡山から磐越道を新潟方面へ、新潟からは北陸道を金沢方面、そして名神高速、中国自動車道、山陽自動車道と乗り継ぎ、とある神社さま最寄ICまで。
 夜間走行となった為、季節柄小虫が多く汚れるのは仕方がないか...。また途中星空であったり、雨に降られたりと、天気が変わり日本列島を縦断していることを感じた。
 このルートは以前軽自動車で走ったことのあるルートであり、当時はそれなりに疲れたのであるが、今回は車が大きいこともあり、大変快適に走ることができた。
 道中食したものを記しておこう。

磐越道磐梯山SA

磐越道磐梯山SA

名物ソースかつ丼

9月17日 18:45頃
北陸道有磯海SA

北陸道有磯海SA

富山ブラックラーメン
ます寿司おにぎり

9月17日 22:30頃
名神高速多賀SA

名神高速多賀SA

設備の整ったSAである。
以前も休憩した記憶がある。

9月18日 2:25頃


9月18日

龍野西SAにて 途中休憩をとったり、食事をとったりしつつ走り、竜野市にある龍野西SAが最後の休憩場所となった。
 竜野市は赤とんぼの作詞で知られる詩人三木露風の故郷であることから童謡の里と呼ばれているとのことで、赤とんぼの石碑(写真)を見つけることができた。
 西国のとある神社様への到着は8:00少し前となった。



とある神社様

 とある神社様でのご祈祷等の各種受付は9:00からである。
 それまでは少々間があったので、境内を散策させていただくことにした。拝殿前を散策していると、こちらの神社様参拝の際にいつも雑談にお付き合いくださる女性にお会いした。
 今回の参拝は、自動車を購入したのでそのお祓いをお受けする為であること。以前の自動車購入にあたってはこの方にあることでお世話になっており、今回の車も”それ”を引き継いでいることをお話した。
 9:00になり、社務所で受付を済ませ、交通安全のご祈祷をお受けした。
 今回の自動車はいつに無く、色々な方のご協力、祈りが注がれているので、その皆さんにすがるだけでなく、自らも注意しなかればならないと改めて肝に命じた。
 神社様を立ち去ろうとすつと、こちらでよくお会いする観光ボランティアの方に再会することができた。もしお会いできたらと仙台からの手土産を用意していたのであるが、無事お渡しすることができた。
 お元気そうで何よりでした。今度訪ねる時には連絡させていただきます。

とある神社様に到着

とある神社様に到着

不思議と疲れはなかった。
とある神社様拝殿

とある神社様拝殿

拝殿前に進み無事到着できたこと、
新しい自動車を購入したことを
御報告。
石灯籠

石灯籠

大変天気がよい。
さくらお祓いを受ける

お祓いを受けるさくら

新車購入の御報告も無事完了。


とある神社様近くの神社様

とある神社様近くの神社様社殿 この日の予定は、向東八幡神社の宵宮の様子を写真に収めることであるので、15:00頃まで神社様に到着していればよい。
 とするとまだ間があるので、とある神社様近くの神社に参拝しておくことにした。
 車を走らせること10分程度で到着。土産物屋前の駐車場に車を止め、早速参拝させていただく。
 天気が大変良かったので、社殿が青空に映え大変美しかった。
 授与所におられた女性と少々雑談する。
 この夏は特に暑かったとのこと。小生の住む東北仙台でも連日30度越えで厳しい夏であったが、こちらの夏はそれ以上であったことは想像できる。そして、装束を身につけている彼女達にとっては尚更であったろう。
 立ち去る際には、駐車場内の土産物屋で、こちらの名物を少し購入した。



尾道へ

暖談で昼食 山陽道を西に向かい、尾道に入る。一旦向東八幡神社に寄り、宮司様、奥様にご挨拶し、奉納させていただくお酒や、土産物をお渡しして尾道市街へ。可能であれば、チェックイン時間前であるが自動車をホテルの駐車場に停めさせていただき、のんびり食事をとった後、向東八幡神社に戻ろうと考えたのである。
 尾道滞在中のホテルはα-1である。駐車場の収容台数が多く、門限がなく、チェックイン時間が遅くても問題ないことから今回はこのホテルを選択していた。
 フロントでお願いしてみると、チェックイン前であるが、車を停めさせてもらえることとなった。
 向島からα-1に向かう途中、暖談が開いていることが確認できたので、手土産を持ち、昼食をとりに暖談に向かった。
 階段を登り、暖談の暖簾をくぐる。今回は連絡なしで訪れたので、おかみさんも、おやおやということになった。今日から2日間向島に詰めるというお話をすると、毎年のことなのですぐに納得したようだ。
 今回は夜も遅くまで向島で過ごすことになるし、自動車のお祓いを兼ねて来ており、旅程の関係で祭明けの20日も早いうちに尾道を立たなければならないので、暖談に立ち寄ることができるのはこの昼食のみの予定であったので、暖談焼きをつまみつつのんびりお話をさせていただいた。また、本日はもう車の運転は行わない(向島へは渡船で渡る)ので、昼間からビールをいただいてしまった。



向島(歌島郷)

 尾道の市街地から尾道水道を挟んで浮かぶ向島。かつてこの地域は歌島郷と呼ばれていたそうだ。大変響きのよい言葉であるのでこの言葉をこの巡拝記の中でも使用させていただくことにする。

 カメラ等の必要な機材を車から取り出し、尾道駅前の桟橋から渡船で向島へ渡る。天気がよく海を渡る風も気持ちよい。祭の2日間天気はまったくもって問題ないようだ。
 向島の桟橋から向東八幡神社まではタクシーで移動した。

 向東八幡神社に到着。一年ぶりにお会いする青年部の方に挨拶をしてまわる。今年もよろしくお願いしますと大変元気に語りかけてくれる。こちらのほうこそよろしくお願いします。と頭をかきながらそれに応える。
 見てください○○さんと神輿置き場へ通される。昨年は見なかった大きな太鼓がそこにはあった。
 床柱に使うような立派な柱にぶら下げられた太鼓は肩にかけて運ぶのは難しいので、滑車が下部には取り付けられており、引き回せるしくみになっている。
 なんとも大きな太鼓であろう。支柱の前、後ろには向東八幡さんの桐の紋が刻まれている。今年はこの太鼓も大活躍することになろう。

 渡船で向島へ

渡船で向島へ
 
今年も非常に天気がよい。
 向東八幡神社境内にて

向東八幡神社境内にて
 
 大太鼓

大太鼓

今年準備されたサプライズである。


祭の始まり

 夕刻17:00近くなり、神輿が拝殿前に運ばれた。神事の始まりである。西国とは言え、あたりは少し暗くなってきた。
 そして神事が始まった。
 舞の奉納も行われ、宮司様により御霊が神輿に移された。毎年この神事に参列させていただいているが、拝殿から御霊が神輿に移るその時は、なんとも言えぬ雰囲気が漂う。あたりは静まりかえり、雑踏や、鳥の声も聞こえない。こんな瞬間がそこにはあるのである。

祭のはじまり

祭のはじまり

神輿が拝殿前に運ばれる
 
祭のはじまり

祭のはじまり

向東町青年会の皆さん。
今年も写真を撮らせていただくこと
叶いました。
神事の始まり

神事の始まり
お祓い

お祓い

神輿と担ぎ手の皆さんの
お祓いが行われました。
 
舞の奉納

舞の奉納
神事も終わり

神事も終わり
いよいよ

いよいよ
神輿が動き出す

神輿が動き出す


神輿巡幸

 この日神輿は、拝殿を離れ、向東町のメインストリート(と言ってよいであろう)をを少し巡幸した後、境内から離れた御旅所にて一晩過ごすことになる。
 夕暮れの向東町内を巡幸する神輿の様子は幻想的でさえある。昼間はさすがに西国、残暑厳しいが、夕刻になると潮の香りをのせた涼風が吹く。今年もこの祭に参加させていただいていることをここで実感する。
 町内を少し巡幸した神輿は、御旅所で一夜を過ごし、明日一日町内を巡る。
 「○○さん、明日はついてきて下さいよ。明日の神輿のコースは山あり、海ありのコースですから...」
 「山あり、海あり?、谷ではなく?...。」風景が目に浮かび、楽しみな一方、果たして小生は暑さに耐えられるであろうか。という不安も過ぎった。

神輿は神社を離れる

神輿は神社を離れる
巨大な太鼓

巨大な太鼓

大きさがお分かり頂けると思う。
 
折り返し地点にて

折り返し地点にて
神輿巡幸

神輿巡幸

周囲はだいぶ暗くなってきた
神輿巡幸

神輿巡幸

明日も晴れそうだ。
暑くなる。
神輿を御旅所へ

神輿を御旅所へ

神様は今宵一晩、
この御旅所でお過ごしになられる。


歌島郷の夜

 神輿を御旅所にお納めした後、神社に戻る。
 今宵は宵宮である。夕食に及ばれし、久しぶりにお会いしたこの地方の神職さんはじめ、地元の皆さんと飲み、食べた。
 特設舞台からは、歌や踊り、そして今年は地元の学校の吹奏楽部の演奏などが行われて盛り上がりを見せていた。
 夕食(お酒も少々...)をご馳走になった後、拝殿に昇殿して、夕食時の話の続きや、舞台を見て楽しんだ。

甘酒がふるまわれる

甘酒がふるまわれる

境内でふるまわれる甘酒は
宮司様の奥さまが、
毎年準備されています。
これをいただくのも
毎年の楽しみの一つになっている。
屋台もずいぶん出ている

屋台もずいぶん出ている

たこ焼き屋やタイ焼き屋など。
また明日

また明日

青年会の皆さま
今日はお疲れさまでした。
また明日もよろしくお願いします。
明日に備えて

明日に備えて

小さな御神輿が準備された。
大神輿のが入れない地域は
この御神輿達が巡幸する。


 秋の夜長とはいうが、あっという間に時間は過ぎてしまった。
 この日はここまででお開き。尾道市街在住の宮司様に住吉さん近くまで送っていただいた。
 本日はかなり汗をかいているので、水分補給はしておきたい。ホテルまでの帰路コンビニエンスストアに立ち寄り水物を購入して、海風に吹かれながら歩く。久しぶりの尾道である。一杯ひっかけて帰りたいところではあるが、明日はかなりハードな一日となることが予想されるので、おとなしくこのままホテルに戻ることにした。


9月19日

 朝7:00頃目覚めた。少々寝過ごしたかもしれない。6:00にアラームがセットされた形跡があるのだが...。
 直ぐにホテル1Fの北前船で朝食をとる。仙台では朝食をとらない小生であるが旅先ではとるようにしている。歩き回ることが多いので昼食をいつとれるかわからない場合が多いためである。特に今回は神輿を追いかけなければならない。そういう思いからか、バイキング形式の朝食であるが、これらを全て食べきれるのであろうかと思うほどの量の食べ物がテーブルの上に並べてしまった。しかしそのような心配は無用、しっかりとおいしく完食させていただいた。
 自室に戻りさっと身支度を整え、機材を背負いホテルを出た。
 本日はオハケ神事が朝から執り行われる。
 駅前の渡しから渡船にのり向島に渡る。向島の渡しからはタクシーで数分で御旅所近くのコンビニエンスストアーに到着した。
 御旅所にて神輿に乗られた神様にご挨拶をし、拝殿を目指す。

朝食

朝食

しっかりと腹ごしらえ
渡船にて向島へ

渡船にて向島へ

今日も天気良し。
御旅所にて

御旅所にて

神様に御挨拶。
朝の向東八幡神社境内

朝の向東八幡神社境内

少々寝坊した...。


オハケ神事

 境内に入ると、丁度オハケ神事が始まったところであった。寝坊しましたと、境内におられるみなさんに朝の挨拶をしながら神事が行われている拝殿横の祭事場に向かう。
 オハケ神事とは、前回もこの巡拝記に記させていただいているが、今回も記させていただくことにする。ただしあくまでも小生の解釈で記述しているのでなにか誤りがあれば、ぜひご指摘いただきたい。
 
 オハケ神事は、吉凶占いのぶるいに属すようで、”あたるも八卦、当たらぬも八卦”からオハケ神事と呼ぶと考えてもよさそうだ。 ではどのように占うのかであるが、旧暦の8月13日(この年は10月1日)に、一年の月数の白い平土器それぞれに米を盛り、麹、御神酒を、そして、安産祈願の月数の小さな石を置き、樽をかぶせ、こもをまいて4日間ねかせ、この日、旧暦の8月16日(10月4日)に、こもをとき、樽をあけ、白平土器にもられた米に繁殖した麹の様子によって、この年の農作物の吉凶を占うというものである。
 
 昨年の神事では、繁殖した麹がのった杯を取り出す神事の撮影をさせていただいたが、今年は杯にもられた米に麹をうえ、ムロで囲う作業、そして、その後の神事を撮影させていただくことができた。
 一つすばらしいと思ったのは、この神事は尾道市の無形文化財に指定されているのであるが、きちんと伝統は若い世代に受け継がれているということである。ご年配の方と一緒に青年部の方がこの行事に参列し一緒に作業が行われていた。伝統というものは途切れさせぬように、こうして引き継ぐ努力が行われている。このことに非常に感銘を受けた。

オハケ神事 オハケ神事 オハケ神事
 
オハケ神事 オハケ神事 オハケ神事


 昨夜、甘酒を振舞っていただいた。この甘酒は昨年のこのオハケ神事で繁殖した麹をさらに繁殖させて、宮司様の奥様が作られたとのことであった。甘酒であるのに、まったく麹くささがなく、むしろヨーグルトを飲んでいるようなほんのり甘い味で、大変美味しかった。

 この準備作業の後、オハケ神事保存会の皆さん参列のもと神事が執り行われた。

オハケ神事 オハケ神事
 
オハケ神事
オハケ神事 オハケ神事 オハケ神事


 今年はどのような判定となるであろうか。判定は数日後、宮司様より下される。


神輿巡幸

 祭事の始まる少し前、青年部の友人が今日はこれを着て走り回ってください。そして撮りまくってください。と言って、歌島郷と入ったTシャツを手渡して下さった。はっぴにしようかとも思ったんですが、はっぴは暑いと思ったので...。とのこと。
 大変ありがたいことである。早速袖を通させていただいた。

 11:00頃、秋季例祭の神事が始まった。
 神職さん12人により、執り行われた。まるで尾道中の宮司様、神職さんがこの神社に集結されているかのようである。
 昨年に引き続き、蘇和稲荷の女性神主様による浦安の舞の奉納も行われ、神輿巡幸の準備は整ったといってよい。

神事の始まり

神事の始まり
神事にて

神事にて
神事にて

神事にて
 
浦安の舞奉納

浦安の舞奉納
浦安の舞奉納

浦安の舞奉納
浦安の舞奉納

浦安の舞奉納
神事にて

神事にて
さあ、行きましょう

さあ、行きましょう

青年会の女性陣の皆さん


 神職の皆さん、そして神輿の担ぎ手の皆さんと共に、御旅所へ。
 とうとう、神輿が動き出した。
 今年のコースは、過酷と昨晩聞いた。確かに、アップダウンも多かった。また時間短縮の為、民家の無い経路はトラックを利用する等、神輿巡幸をスムーズに行う為の様々な工夫がなされていた。
 神輿は、無花果畑の間の道を抜けたり、海岸線を流したりと、暑い中ではあったが風光明媚な場所を通った。都度青年会の兄さん、姉さんが地元の色々な話を聞かせてくださった。これがまた非常に楽しかった。
 17:00頃になり、小生は神輿から離れた。神社に戻り、神輿還幸の場面を写真に収めるための準備をするためである。

御旅所にて

御旅所にて
御旅所より神輿が出る

御旅所より神輿が出る
 
神輿が進む

神輿が進む
先導は神主さん達

先導は神主さん達

お祓いをしながら進む。
ついてまいれ

ついてまいれ

彼女達に神輿がついて行く。
天気非常に良し。
 
民家の無い部分はトラックで...

民家の無い部分はトラックで...

まさに山あり谷あり、そして海あり。
海沿いの道を

海沿いの道を
山道も進む

山道も進む
小生

小生

授かったTシャツも汗で...


神輿還幸

 神社に戻ると、○○さん、やつれたんじゃない!?、水分とりなさい、水分をとりなさいと女性神職の皆さんに心配されてしまった。かなり汗をかいてしまったのは確かである。友人から受け取ったTシャツは汗でグシャグシャな状態である。シャツを着替え、そして水分を補給しながら神輿を待った。
 情報によれば、神輿還幸は30分位遅れるとのこと。それに合わせて、特設舞台では奉納神楽が舞われている。時間を見ながら、神楽も曲の曲の間で神輿還幸祭を入れるようにと、うまく、柔軟にスケジュールが組まれているところが運営面がしっかりなされているということであろう。

拝殿にて一休み

拝殿にて一休み

小生は拝殿で神輿還幸を待つ。
そんな一時...。
 
舞の奉納

舞の奉納

昇殿して参拝される方がこられると
彼女達は舞を舞う。
参拝者にはお祓いを

参拝者にはお祓いを
だいぶ周囲は暗くなってきた

だいぶ周囲は暗くなってきた
舞台では奉納神楽が

舞台では奉納神楽が
舞台では奉納神楽が

舞台では奉納神楽が


 神輿到着の報が入ったのでカメラを持ち、石段の最上部で神輿を待ち構えた。
 大太鼓が石段の迂回路である坂道を登り、鳥居前を通過した。すると、鳥居の向こうに団扇隊、提灯隊の姉さん達、そしてその向こうに大神輿が見えた。
 姉さん達が勢いよく石段を駆け上ってきた。少し間を空け、一気に神輿が駆け上がって来る。ものすごい迫力である。
 神輿はそのまま、拝殿脇の広場へ。そして最大の見せ場がやってきた。
 青年部の姉さん、兄さんが取り囲む中、大きな神輿は高く持ち上げられ、回される。観衆から喝采があがる。そして喝采の中、大太鼓が4人の打ち手により打ち慣らされ、最後には全員で天空に向かって手を伸ばす。拳を突き上げる。ものすごい拍手と歓声。そして皆笑顔である。これがまた素晴らしかった。

神輿還幸
 
神輿還幸 神輿還幸 神輿還幸
神輿還幸
 
神輿還幸 神輿還幸 神輿還幸
神輿還幸
 
神輿還幸 神輿還幸 神輿還幸
神輿還幸 神輿還幸 神輿還幸 神輿還幸


 興奮冷め止まぬまま、神輿は拝殿につけられた。神輿とともに、町内をまわった神様に本殿にお戻りいただく神事、神輿還幸祭がこの後執り行われるのである。
 今年もだれも怪我することなく、神輿の巡幸を終えることができた。そして向東の皆さんに幸あれと。

神輿還幸祭にて

神輿還幸祭にて
神輿還幸祭にて

神輿還幸祭にて
神輿還幸祭にて

神輿還幸祭にて
神輿還幸祭にて

神輿還幸祭にて


歌島郷の夜

 尾道の友人に、Tシャツありがとうございました。と話すと、
 「はっぴじゃなく、Tシャツでよかったでしょう。そのTシャツ、来年、洗って返して下さいね。でも来年も着てもらって汗だくになるでしょうから、再来年も洗って返して下さいね。」
 と笑いながら、そして、
 「差し上げますよ。その代わり、来年も再来年も必ず僕の写真を撮りに来てくださいよ。」
 とのこと。非常に嬉しかった。
 直会では、友人達と食べ、そして飲んだ。
 尾道は地域通しの結束が非常に強いと感じる。祭となれば、その地域以外の地域からも担ぎ手が集まる。今回もそうである。
 向島の友人達は神輿を担ぐために駆けつけてくれた他の地域の方を労い、酒を注ぐ。見ていて大変清清しかった。
 その後、拝殿に昇殿し、神楽を奉拝したり、また神職の皆さんとも四方山話に花を咲かせた。何を話したのかは、細かい記憶はないが非常に面白い話であったことだけは覚えている。
 楽しい時間はあっという間に過ぎるものである。22:00頃になり、最後の神楽の奉納が終わった時点でお開きとなった。
 後片付けを行い、拝殿の中を見渡す。人気の無い拝殿、夜の拝殿。めったにこういう場に居合わせることはないが、大変寂しく感じた。
 宮司様にご挨拶をし、神社を後にする。

向東の皆さん

向東の皆さん
直会にて

直会にて
大太鼓と神輿

大太鼓と神輿
しばし神楽を

しばし神楽を
 
しばし神楽を

しばし神楽を
神職さんトーク

神職さんトーク

本日はお疲れさまでした。
祭の後

祭の後

大変寂しく感じる。
祭の後

祭の後


尾道市街深夜

お下がり 今年もお餅等、色々とお下がりをいただいてしまった。今年は車で来たことをご存知なので、例年に増して沢山いただいてしまったようだ。たい焼きなどもいただいてしまった。
 この日も尾道市街にお住まいの神主さんに市街までお送りいただいた。今回はホテル近くにお住まいの神主さんとご一緒だったので、ホテルまでタクシーをつけていただいた。
 やはり水物は欲しいが、買い物に行く元気ももうない。ホテル内の自販機で水物を多めに買い込み、自室へ戻った。
 自室に戻り、とにかく汗を流したかったので直ぐにシャワーを浴びた。
 さすがに疲れていたのであろう、いただいたたい焼きをほおばり、水分を補給していると、自然と睡魔が襲ってきた。明日は帰路のみであるので、さほど早く起きる必要もないので、目覚ましも適当にセットした。そしてTVを見ている間に寝てしまったようだ。



9月20日

 自然に7:00頃目が覚めた。朝食をとり、少し早いがチェックアウトした。地元への土産にというか...。自分の為でもあるのだが、海岸通り沿いのかねみつさんを訪ねた。
 かねみつさんは、向島の友人に紹介していただいたお店で、沢山の尾道の海の幸、珍味を扱っている。このお店で珍味を選ぶのもまた旅の楽しみの一つとなっている。そして朝早くから営業しているので、時間が早くても買い物ができるのもありがたい。
 車で来たことを話すと、それはそれはと店長殿。ベッチャー祭りにはぜひ来てほしいとのお言葉も。今年は難しいですが、ぜひ訪ねさせていただきたいと思います。
 今回も沢山の尾道の幸を買い込んだ。そして、またおまけしていただいてしまった。これらを肴に一杯やるのが楽しみでならない。

朝食

朝食

この日も朝はしっかりとる。
長旅になることだし...。
かねみつさんにて

かねみつさんにて
かねみつさんにて

かねみつさんにて
海岸沿いを流す

海岸沿いを流す


千光寺山

さらば尾道 尾道に別れを告げる際に必ず立ち寄る場所。そこは千光寺山である。
 いつもは、ロープウェイで登り、展望台から尾道の街に別れを告げ、少し市内を散策して空港を目指すというパターンをとるが、今回は車で千光寺山の駐車場まで登ることにした。この日はあまり時間がとれないということもあり...。
 以前訪れた時には改装工事中であった展望台もきれいに出来上がっていた。少々曇っていたのは残念であったが、今回もこうして尾道、向島の祭を訪ねることができたことに感謝し、そして尾道に別れを告げた。



帰路

 千光寺山の駐車場に戻ったのは10:00頃となり、このまま仙台への帰路に着いた。
 ルートは往路と同じ道を引き返す。休日であったので都市部やSAでの渋滞も気にかかるところであるがここで考えてもしかたがない。
 福山SAで土産物を買い足しし、山陽道を東へ走る。流れはよく順調である。
 途中、給油や休憩の為SAに立ち寄りながら移動する。しかしどのサービスエリアも混雑状態の為、長い休みは取らず、缶コーヒーを飲む程度で即走行を再開する。

 夕食(米山SAにて)北陸道新潟の米山SAに入ったところ比較的空いていたので、ここで遅い昼食というよりも、夕食をとることにした。
 食したのはつばめラーメンとミニ鉄火丼のセットである。
 ぶたの背油が浮いているラーメンの割にはあっさり系のラーメンという印象であった。

 そして、磐越道を南下し、東北道を北上して、仙台まで。
 自宅への到着は23:30頃となった。


最後に

尾道へ 今回のロングドライブの総走行距離は2234.8Kmであった。これにて新車の慣らし運転もこの一回のドライブでほぼ終了したと言ってよいであろう。
 新車購入時の西国の神社様でのお祓いも無事お受けすることができたし、なにより尾道向島での祭の2日間を今年も現地で過ごすことができた。
 帰仙後、出張や色々な行事が重なり手をつけられずにいた巡拝記にやっと着手することができた。そして先日やっとお写真を神社様あてに送ることができた。
 もう尾道、向島の祭は1ヶ月以上も前のこととなってしまった。しかし、時が経ってしまった今でも歌島郷の兄さん、姉さん達威勢のよい掛け声、「ヨイヤサ〜のヨイヤサ〜」が耳から離れない。

 暦によれば、来年はもう1週間、祭の時期が早まるとのこと。業務その他を調整し、ぜひとも駆けつけたいと思う。
 向島、歌島郷の皆さん、今年も本当にお世話になりました。またお会いできる時を楽しみにしております。


追記

仙台にて尾道の友人と 後日談であるが、尾道の友人が仙台を訪ねてくれた。こちらの地方に用事があったとのこと。
 一緒に飲み食べた。尾道の街の話や向島の話を色々聞かせていただくことができた。何より尾道の友人が仙台を訪ねてくれ、仙台の街で飲むことができたことが大変嬉しかった。
 今度はぜひ、ご家族で遊びに来て下さい。



 

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