2008.4.3〜2008.4.6
さくら日和
(関西のとある神社)、とある神社、とある神社近くのとある神社、石上布都魂神社、(向東八幡神社)

 
はじめに

 今回の旅をはじめから説明すると、ことの経緯、出張等の話を記さなければならなくなり、非常に話が難しくなるので、その辺は軽くふれる、あるいは割愛させていただくことにする。
 また、この巡拝記は基本的に旅行中の出来事は、個人的な意味合いの強い項目以外はできる限り記述する方針で書き綴ってきたが、今回に関しては諸事情により記述をあえて控えている部分もあることを御了承いただきたい。


4月3日

 浜松に出張となり、旅立つこの日まで出張であった。
 打ち合わせの相手は先日までの上長で(4月になり組織変更が行われ...)、この日から旅に出ることは了承してくれていたので、どうせ西に向かうならこのまま移動してしまえばよいのにとまで言ってくれたのであるが、カメラの機材やらいろいろとあるので仙台に戻らねばならない。
 夕方仙台に到着し、出張前に整えておいた旅の荷物を背負い、出かけようとするとカミさんが仙台駅まで送ってくれるという。お言葉に甘え、仙台駅まで送ってもらうことにした。
 駅で土産物などを物色してホームに入る前に時刻表を確認すると、仙台空港行きのアクセス空港線はちょうど出てしまった時間。少々待たねばならないかとのんびりホームに向かうと、ホームでは列車待ちの列ができていた。ダイヤが乱れているとのことで、遅れのおかげで待ち時間少なく列車に乗ることができた。
 仙台空港に着き、すぐにチェックインを済ませて待合ロビーに入る。財布の中身を何とはなしに確認すると、先日関西、中国地方で使用するために入手した青春18きっぷを自宅に忘れてきたことに気づいてしまった。(本件の詳細は早春賦(一の宮巡拝記外伝12)を参照のこと。)
 しかし、家に取りに行っている時間はないし、また、起こってしまったことをくよくよ考えても仕方がないので移動に関してはその場その場で柔軟に対応することにした。青春18きっぷを使用するということは、移動手段がJRの普通、快速等の限られた列車に限定されてしまうので、行動的制限も多くかかることになるので、そのことを考えれば、むしろ無いほうが自由に動けると自分を前向きに納得させることにした。(正直手痛いと思いながらも...)
 飛行機は着陸ラッシュの時間に伊丹に到達したようで空港上空での待ち時間が発生したために少々遅れて着陸した。
 本日の宿は心斎橋であるので、空港リムジンバスに飛び乗り、なんばOCATまで。OCATから心斎橋に向かおうとすると、岡山行きの高速バスという文字が目に入った。案外の本数が走っているようだ。明日の宿泊は岡山駅前のホテルであるし、岡山での予定はといえば夜にホテルについて寝てしまうだけである。乗継など面倒なことを考える必要もないので、バスを利用してしまうことにして翌日の18:25発のバスのチケットを購入した。
 大阪へは出張や旅行でずいぶん訪れているのであるが、何度来ても位置関係がなかなか把握できない。不安に思いながら道頓堀界隈を抜け、心斎橋のホテルにチェックインした。
 夕食を済ませていなかったので、荷物だけを部屋に置き、先ほど通り過ぎた道頓堀界隈へ。
 道頓堀は平日の22:00過ぎでもさすがににぎわっていた。少しコンパクトカメラを片手に流した後、希望軒というラーメン屋に入り、お腹を満たした。

かに道楽 道頓堀にて 希望軒
かに道楽

いつも思うが...
動かしておく必要があるのか...
道頓堀にて

Eco的観点からするとかなり疑問があるが
大阪の街は元気なように見える。
希望軒

この日の夕食は希望軒
とんこつ玉子ラーメンと
ライスと生中。


 ホテルに戻り、エレベーターに乗り自室に戻ろうとすると、大浴場の文字が目に入った。宿泊客は朝まで使えるようだ。この日はこの風呂でのんびりと出張の疲れを癒すことにした。こういうサービスは大変助かる。(結果長湯し、少々のぼせることになったが...)


4月4日

 この日の行動は諸事情により、時間や場所、固有名称等あまり明確に記すことはできないので、表現がかなり曖昧になることはご容赦いただきたい。
 某時刻に某所で旅の友人小林氏とおち合い、関西のとある神社に向かった。


関西のとある神社

 この日はこの神社のお祭りの日である。
 境内の広前には神楽舞台が広がっていた。拝殿前で神事が執り行われた後に、この舞台で神楽が奉納された。
 演目の特徴や見どころ、解説等を宮司様がして下さった。
 休憩時間には、昨年この地方で収穫され、奉納されたお米でこしらえたおにぎりや、草餅などが参拝客にふるまって下さった。
 また、舞終わった後に、今年から舞を始めた方や、助演された方に花束を渡すといった、大変微笑ましい場面もあり、桜満開の中で大変ぬくもりのある祭りを楽しむことができた。

神楽舞台 神楽舞台 さくらが満開

 この日奉納された神楽の演目は以下の通りである。

 一. 式神楽

式神楽  式神楽  式神楽 


 一. 大里

大里  大里  大里 


 一. 朝日舞

朝日舞  朝日舞  朝日舞 


 一. 豊栄の舞

豊栄の舞  豊栄の舞  豊栄の舞 


 一. 悠久の舞

悠久の舞  悠久の舞  悠久の舞 


 一. (四條流儀式包丁道)

四條流儀式包丁道  四條流儀式包丁道  四條流儀式包丁道 


 一. 式神楽

式神楽  式神楽  式神楽 


 一. 紅わらべ

紅わらべ  紅わらべ  紅わらべ 


 一. 珍しの舞

珍しの舞  珍しの舞  珍しの舞 


 一. 四方拝

四方拝  四方拝  四方拝 


 一. 浦安の舞

浦安の舞  浦安の舞  浦安の舞 


 一. 吾妻

吾妻  吾妻  吾妻 


 一. 花湯

花湯  花湯  花湯 


 一. 鈴扇

鈴扇  鈴扇  鈴扇 



 この神社、祭に関する情報に関するお問い合わせに関しては、お答えできない。感想や雰囲気等に関しては、できる限りお答したいと思うが。


岡山へ

 なんばOCATで岡山行き(正式には倉敷行き)のバスに乗り、岡山駅東口に到着したのは21:40となった。この日の宿は東横イン岡山駅西口右で、チェックインは22:00頃となった。少々駅からは離れているという印象である。また、岡山駅西口は東口に比べて飲食店も少ないような気もした。


4月5日

 6:45には起床し、朝食のサービスを受け、行動を開始した。駅前のマツダレンタカーで車を借受、8:30頃にはとある神社さんへ到着した。


とある神社

 境内の桜は満開で参拝後、写真を撮りながら散策させていただいた。しかし、小生が一番楽しみにしていた境内横の山桜はやっと咲き始めた状況で、なかなか壮大な社殿群をバックに山桜という写真を撮ることができない。
 いつも雑談に付き合って下さる女性と、今年はちょっと早すぎました。また来年ですね、などと話した。また先日の神楽の奉納の話もさせていただいた。

境内の桜は見頃 山桜と拝殿 山桜
境内の桜は見頃

お天気もよく
まさに”さくら日和”。
山桜と拝殿

山桜をバックに
拝殿をという構図の写真を撮りたいのだが
今年もお預けとなった。
山桜

満開まではあと1〜2週間。


とある神社近くのとある神社

 こちらも雄大な社殿が特徴的な神社であるが、拝殿は改装中で秋完成予定。この情報は以前から了解していることであるので、参拝後境内を散策。
 こちらの桜はもう散り始めている状況であった。
回廊と桜 境内にある摂社の桜 日当たりがよいのか...
回廊と桜

長く続く回廊の向こうに、
桜が霞んで見える。
境内にある摂社の桜

拝殿は改装中であるが
広い境内をしばし散策
日当たりがよいのか...

こちらの桜はもう散り始めている。



石上布都魂神社

 今回の旅の目的の一つに、石上布都魂神社の宮司様とお話させていただくという目的があった。いつも業務がドタバタしている時期に訪れ、勇気付けていただいているのであるが、今回は少々落ち着いたこともあり、そのご報告をと思っていたのである。
 13:00頃参拝させていただく予定である旨をお知らせしたところ、先日、御丁寧にもお待ちしておりますとのお返事をいただいていた。
 到着は約束の時間よりも少々早くなったので、奥宮に参拝しておくことにした。春の陽気の中、のんびりとお山を登る。少々運動不足も感じたが、陽の光と風は大変気持ちよかった。  お山から下りると、丁度宮司様が社務所に来られたところのようだった。
 仕事のことや、家庭の話、旅行の話等、のんびりと話しこんでしまった。
 宮司様は御年80歳とのこと。まだまだ元気で頑張っていただきたい。最後に宮司様に「明浄直」という3文字を色紙にいただいた。この色紙は小生の書斎の常に見えるところに掲げ、日々精進していきたいと思う。本当にありがとうございました。

石上布都魂神社参道 桜は散り... 奥宮へ
石上布都魂神社参道

木々の間から木漏れ日。

桜は散り...

境内は大変日当たりがよい。
石灯籠横の桜はもう見ごろは過ぎ...
奥宮へ

久しぶりに奥宮に参拝することにした。
運動不足を感じつつ...


奥宮にて 宮司様 石上布都魂神社拝殿
奥宮にて

いつも思うが...
動かしておく必要があるのか...
宮司様

お元気そうでなによりでした。
今回もいろいろと、
お話を聞いていただきました。

石上布都魂神社拝殿

最後にもう一度お参りを。
次回はいつ頃参拝できるか...。
公私ともにもう少し頑張ってから
訪ねることにしよう。




尾道へ

 レンタカーを返却し時間を見るとまだ15:10。急ぐ旅でもないので岡山駅から在来線で尾道を目指すことにした。そう混み合っておらず、海側の窓側の席に座ることができた。春の陽気で暖かくなった車内は転寝を誘う。車窓をまどろみながら眺めているうちに尾道に到着した。
 宿は常宿のα-1で、チェックインし、荷物を置き、すぐに外出した。17:00過ぎてもまだ陽は高い。少し海沿いを流してみる。遠くを見れば桜が満開。明日は桜散歩と洒落込むことにした。
 お好み焼き、鉄板焼きの暖談さんののれんをくぐる。おかみさんと話し込んでいると、旦那さんもこられ、”楽天”の話となった。今年はこの時期まで調子がよかったので、話も弾んだ。


4月6日

 7:00に起床し、朝食をとり、すぐにチェックアウトした。
 最低限の装備を残し、他の荷物は駅のコインロッカーに預け桜散歩を開始した。


尾道桜散歩

 カメラをぶら下げて散策していると、因島行きのバスが来たので飛び乗った。向島の向東八幡神社の今年の秋祭の時期を伺っておこうと思ったである。昨年、祭事の様子を写真におさめさせていただいたので、今年も時期が合えば撮影させていただこうと考えたのである。しかし、残念ながら神社には宮司様はおられず、お聞きすることはできなかった。別の機会に伺うことにしよう。  尾道市街に戻り散策を再開した。千光寺山に登ることにした。時間の関係でケーブルカーを利用することも多いのであるが、この日は上り下りとも歩くことにした。桜は満開で大変見事であった。尾道にはずいぶん訪れているが、桜の季節に来たのは初めてであった。

向東八幡神社 渡しより 千光寺山へ


さくらは満開 初めてさくらの季節に訪れた尾道 何を願うのだろう


なんとなく愛くるしい... さくら日和 尾道桜散歩



帰路

 最後に暖談さんで昼食を御馳走になり、次回訪れる時期は調整することとし、帰路についた。
 いつもであれば、広島空港から仙台のルートであるが、今回は事情があり大阪(関西)中心に計画が立てられていたため、伊丹まで戻らなければならない。時間的余裕はかなりあったのでもう少し尾道を散策することも考えたが、今回はこのまま帰路につくことにした。
 ルートは在来線で岡山まで行き、そこから新幹線を使い、新大阪。そして伊丹から仙台へ飛行機で移動した。途中新幹線を利用したこともあり、伊丹では少し早い夕食をとったり、土産物を見て歩く余裕もあった。  帰りの飛行機も少々遅れた。往路とは逆で、今度は出発便のラッシュ時間にあたってしまったとの説明が機内で流れた。
 自宅への到着は22:00ちょうどとなった。


最後に

 今回の旅では”土地”の非常に暖かい”お祭り”に居合わせることができ大変幸運であった。
 そして、前回岡山を訪ねたおり、お会いすることのできなかった、石上布都魂神社の宮司様とゆっくりお話することができたばかりか、色紙にお言葉までいただくことができた。本当にありがとうございました。
 また、桜の季節に尾道を訪ね、歩くことができた。
 切符を忘れるというハプニングはあったが、それがまた幸いし、結果として、あまり時間にとらわれることなく旅をすることができることとなった。
 教訓であるが。移動手段はあくまでも手段であって、目的ありきで手段を選ぶべきである。手段に合わせて目的を選ぶべきではない。当然のことであるが、それがまたなかなか難しく、実際にできてきたであろうか。


 





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