2005.12.2
三年続けて...(一の宮巡拝記外伝 9)
(金華山黄金山神社)、鹽竃神社・志波彦神社、(賀茂神社)

はじめに

 
三年続けてお詣りすれば、金には不自由はさせまい、すまい

 毎年この時期恒例となった、旅の友人小林氏との金華山黄金山神社への参拝も今年で3年目となった。お金に不自由しないかどうかは別として、3年間参拝を続けることができた。
 これまでの参拝の様子は、三年続けて... (一の宮巡拝記 外伝1、一の宮巡拝記 外伝5)を参照いただきたい。
 当日は、日頃の運動不足を解消すべく、金華山山頂の金華山黄金神社奥宮の大海つみ神社に参拝後、金華山反対側に下山し、島の外周を時計回りに港まで歩くという行程のハイキングも計画されていた。(金華山は、宮城県の牡鹿半島沖に浮ぶ小さな島である。念のため...)


12月2日

 AM5:30に小林氏を乗せた高速バスが仙台駅東口に到着した。今回は前回、氏が利用したバス会社の高速バスと異なり、30分程早い到着となった。まだ周りは暗い中、石巻方面にフジ丸を走らせ、途中多賀城付近の定食屋(半田屋)で朝食をとる。石巻を経由し、金華山行きの船が出る鮎川に到着したのは8:00となった。
 そういえば、昨年は8:30発の船に乗船する為に車を停めた後、焦って走った記憶があったが、今回は小林氏の利用したバスが30分早く到着したおかげで、乗船までかなりの余裕があった。
 天気予報では、この日は崩れると予想されていたので、予定されていたハイキングは取り停め、境内をかるく散策しようという話を船の中でした。
 

金華山黄金山神社

 船は定刻通り、9:00に金華山に到着した。神社のマイクロバスに乗せていただき、裏参道から随身門の前まで送っていただく。早速急な石段を上り、拝殿にて参拝させていただく。オフシーズンの為か、参拝者は殆どおられず、境内は静まりかえっていた。参拝を終えた後、祈祷受付所に行き御朱印をいただいた。いつも居られる皆さんが対応して下さった。
 御朱印をいただいた後、散策を開始する。奥宮へ向かう参道(山道)入り口から数十メーター登ったところに、辯財天堂(正式には辯財天奉安殿)があるのであるが、そこの紅葉が大変すばらしかった。ふと空を見上げると青空が広がっている。この日は天候がよろしくない予定であったので、ハイキングを取り停めたのであるが、天候がよいのであれば決行したいと考えた。
 授与所では以前もお見かけしたことのある神社の若い女性がいつもになく、細かい箇所まで清掃を行っていた。12月であるので、新年に向けての準備が始められているのであろう。その女性が一息つき終わったところを見はからって、授与品をおわけいただいた。この神社特有のおみくじ(木彫りの鹿がおみくじをくわえているのである。)や、お守等。
 天気が良くなってきたので、ハイキングをしたい旨をこの女性にお話しし、予定のコースのご意見をいただくと、どうやらこのコースはこれからの時間で走破することは難しいらしい。となれば、境内を散策することとなるので、時間もたっぷりある。この女性はしばし手を休め、小生達の雑談にお付き合い下さった。この神社(島)の来年の行事のお話等、いろいろと伺うことができ、来年は何かの行事の際に、宿泊でお参りさせていただこうという話になった。スケジュール調整をしなければならないが...。
 この島に訪れると、小林氏は鹿や、かもめの餌付けを行うことが慣例となっている。この日も例外ではない。小生が写真撮影に没頭している頃、氏はこれを行ったようだ。しかし、鹿達には例年に比べ、かなり手荒な歓迎を受けたらしい。(昨年、小生のカメラのレンズフードを鹿に舐められたことを思い出した。)
 港で名物の、のりの佃煮を土産に購入し、店のおばちゃんに出していただいたお茶を飲んだり、天気がよいので近場を散策したりして船を待ち、11:40発のホエールに乗船した。ホエールは高速船で、朝乗船した船の約半分の時間で鮎川に到着した。船上では、海は穏やかで天気もよいので、客室には入らず、外で海を眺めた。12月ということで風は冷たくなってはいたが、大変ここちよかった。
                  
金華山黄金山神社随身門前 拝殿の鈴の紐

金華山黄金山神社随身門前
マイクロバスで随身門前まで
送っていただく。

金華山黄金山神社拝殿前
参拝者はほとんどいない。

拝殿の鈴の紐
5円玉や50円玉が結ばれている。
小生も結んでみた。
(結んでよかったかは不明)

祈祷者待合室の彫刻
見事な彫刻が施されている。
天気がよくなってきた。

             
辯財天堂 辯財天堂 本殿横紅葉

辯財天堂
黄色。

辯財天堂

本殿横紅葉
紅葉燃ゆる。

             
おみくじをくわえた鹿たち 港近くの鳥居 大雨の影響

おみくじをくわえた鹿たち
おみくじに書かれていたことは...

港近くの鳥居
島では青空が広がる。

大雨の影響
確かに海岸線を船から見ると荒れていた。



塩釜市場

 昼食をどうしようかと考えた。鮎川といえば、いつもの店で鯨とも考えたが、今回は塩釜で魚か何か海の物にしようという話になった。
 塩釜に向かう途中、少しずつ天気が悪くなってくるのが分った。
 塩釜市場の前に路上駐車(違法ではない)し、かるく塩釜市場を小林氏に案内した後、塩釜市場前のとある寿司屋の前に足を停めた。そのお店を覗き込んでいると、そのお店のお嬢さんであろうか?お孫さんか?が、「どうぞ。」と迎え入れてくれた。
 カウンターに向かいお品書きを見ると、どれも頼んでみたくなるようなメニューである。迷った末に海鮮丼を注文してみた。はじめにお茶と突き出しを先ほどのお嬢さんが運んできてくれた。つまみながら大将の仕事を見ていると、ものすごい量の刺身や、うに、いくら、蟹や、貝等の魚介類が盛り付けられていく。まさかと思ったが、それが、小生達が注文した海鮮丼であった。とにかく盛られているものが多すぎて、どのように食べてよいのか分らない状況であった。大変堪能させていただいた、そして満腹である。今度はぜひカミサンもつれて来たい。このお店は、あえて名前は明かさないが、塩釜市場の真ん前に建つ小さなお店である。昼時は大変混み合うとのことなので、少し時間をずらして行くのがポイントのようだ。
 小林氏が突然塩釜市場で買い物をしたいと言い出した。先ほど市場を案内した時に目をつけたものがあったようだ。
 時刻は14時をまわっていたので、多くの店が店じまい中、あるいは既に閉まっていたのであるが、その中でマグロを買い付けていた。他に蟹も購入したかったようだが、こちらは値段交渉決裂の為入手にはいたらなかったようだ。クール宅急便で自宅に送付手続きを行っていた。少しの間マグロを堪能できるのではないだろうか。


鹽竃神社・志波彦神社

 塩釜市場から鹽竃神社・志波彦神社まではさほど時間はかからない。
 せっかくここまで来ているので、鹽竃神社・志波彦神社に参拝することにした。
 少々時は遅かったようであるが、志波彦神社大鳥居の前の紅葉はまだ楽しむことができた。夕方近かったこともあるが、参拝客は少なく、鹽竃神社・志波彦神社の順でのんびり参拝することができた。


賀茂神社

 志波彦神社大鳥居横の紅葉を見つつ少々考えていた。紅葉と言えば、仙台市北部に鎮座している賀茂神社の紅葉もぜひ見てもらおうかと思った。
 塩釜から、仙台市北部の賀茂神社を目指した。このころになると雨が降ったり止んだりを繰り返すようになっていた。
 賀茂神社に到着したころにはぽつぽつと降っていた。賀茂神社鳥居前の紅葉は、丁度通勤路ということもあり小生は毎年楽しみにしているのであるが、盛りの時期に丁度出張となり、見ることができていなかったのである。少々天候が悪く、また夕刻が近づき薄暗くなったのであるが、なんとか紅葉を見ることができた。
 賀茂神社は、神門を潜ると、下賀茂神社、上賀茂神社の2社が並んで鎮座しており、両方に参拝できるようになっているのが特徴的である。
 両社にお参りし、仙台市街を目指した。

 
仙台の夜

 小林氏は今回は宿泊せず、この日のうちに関東に向かう予定であり、高速バスの深夜便を利用するとの知らせを受けていたが、仙台の街をうろつく時間はたくさん残されていた。この日の夕食は牛タンで一杯しようという計画が以前より立てられていた。一旦自宅にフジ丸(車)を置き、仙台駅に向かった。
 まず、土産物を決めてからのんびりしようということになった。牛タンを購入するということであったので、駅の名店街を覗いたが、小林氏の所望するものが見つからないようだ。聞くと加工されたものではなく、牛タンそのものが欲しいとのこと。であればということで、デバ地下の肉屋に行き、そこでご所望の牛タンのブロックを入手し、その後ぶらつきながら、仙台駅東口の牛タン利久へ向かった。次回の旅の話などをしながら、牛タンをつまみつつ一杯。小生も久しぶりに牛タンを食した。(仙台人は日常は牛タンは食べていないと思う...)
 利久を出た後、バスの時間まではまだ間があるので、名掛丁、神伝馬町を流し、そしてバンブラ。特に何を買うというわけではなかったが、腹ごなし&酔い覚ましに、ここでも色々ば話をしながら歩き、、バスの出発時間まで仙台駅東口のネットカフェで一服する。小林氏はここで、今回の旅の様子をインターネット上にアップしていた。そして23:30、東京行きのバス乗り場で小林氏を見送った。


おわりに

 今回の旅では金華山でのハイキングを実施しなかったので、日頃の運動不足を解消するという目的は達成できなかったが、のんびりと過すことができた。そして食を楽しむことができた。またなにより、インターネットが繋がっている世の中とではあるが、小林氏とは年に数回しか会って話しをすることができないので、車中、船中、飲みながら、そして歩きながら色々な話題を話すことができたのもまた楽しかった。
 夏に氏と山歩きをするのが年中行事になっている。次回(来年)は小生が幹事と決定したので、年明けくらいから計画立案を開始したいと思う。



戻るアイコン