2006.5.1
秩父路へ
(三峰神社)、秩父神社、(宝登山神社)、(冠稲荷神社)

 ゴールデンウィークは業務の都合上、なかなか予定を入れることができない。一応、社では「1ヶ月前にゴールデンウィークに出勤せねばならない場合は申請せよ」ということになってはいるが、そうも言っておれぬのがお仕事というもので、この期間海外に飛ばされていたこともあるし、最近国内中心の業務にはなったが、課題は山積みで連休中対応というのはよくあることで...。
 そんな訳で予定がまったく決まらぬのがゴールデンウィークというものなのである。しかし、なぜかこの連休は休むことができることとなった。休むことができるとなると困るのが、この期間をどのように過すかということである。連休はどこに行っても混んでいるので、連休期間は働いて、閑散時期に代休を取得して旅行するというのはそれはそれでよかったのである。
 また、連休に休むことができるとなると問題が1つある。常日頃カミサンに押し付けていた雑務も、引き受けねば風当たりも強くなるので、自分の都合のみでは動くことができない。そこで、カミサンと交渉し、連休中の暦の上での平日、5月1日、2日のうち、いずれかの1日を日頃の業務のストレス解消の為の自由時間としてもらうことにし、その1日(24時間)で動ける範囲の計画を立てることにした。

 さて、前おきはこれくらいにして、秩父という地方は今まで訪れたことがなかった。
 秩父には秩父三社といわれる、三峰神社、秩父神社、宝登山神社が鎮座しており、この貴重な1日はこちらにお参りさせていただくことにした。
 また、道沿いという訳ではないが距離的に離れているわけではないので、木々に囲まれ、花も見事とされ、ぜひ一度お参りさせていただきたいと考えていた、冠稲荷神社へも立寄ってみたいと考えた。 
 天気予報によれば、5月1日は秩父地方の天気は晴れ、降水確率は0%とのこと。三峰神社、宝登山神社には奥宮へも登拝が可能であるので、登山の準備、そして撮影機材もそれに合わせて準備した。
 公私的に年明けより忙しく、今年初めての巡拝は、この旅となった。


2006.5.1
 
 前日の夕刻、機材をフジ丸に積み込み、夕食後仮眠をとり、0:00に出発した。前日の夜から降った雨は止んだようで、空には星も見えている。
 まず、Naviに目的地を一番遠方の三峰神社にセットした。秩父3社、うち2社は奥宮へも参拝、そして、冠稲荷神社に参拝することを考えると、7:00位には三峰神社奥宮を目指し、登山を開始したいところであるが、高速代がばかにならないので、できる限り下道を使い、時間を見つつ、最低限の区間高速を使う作戦をとった。2時間程度国道4号線を南下し、須賀川ICより東北道に入り、館林ICより下道(したみち)にて秩父を目指す途中雨に降られたが、高速を下りるころには雨は止んでいた。熊谷のコンビニで軽く食事をとっているころには、周辺は明るくなり、この日は晴れ、暑くなるなると予想できた。(天気予報は的中したのである。) 
 6時少し前、道の駅あらかわで休憩をとり、三峰神社を目指す。ここからはワインディングロードが続く。本日の車両選択はフジ丸で正解であった。7時少し前、三峰神社駐車場に到着。
 早速準備し、7:00に登山口を目指した。
    

 道の駅あらかわにてフジ丸を撮影

 天気がよくドライブ日和。

 ここからはワインディングロードが続く。
 今回の巡拝でフジ丸を選択したのは正解。
 "さくら"は
時期尚早
 "つばき”では長距離は厳しい。

 今回の巡拝ではよく走ってくれた。 

 

三峰神社奥宮

 三峰神社の奥宮は妙法ヶ岳(1322m)の頂上に鎮座している。
 登山口で登山者カードに記入し、登山を開始(7:10)した。日頃の運動不足を悔いつつ汗をかきながら登り、なんとか奥宮に到達。
 早速お参りさせていただき、周囲を見渡す。この日は晴れていたので下界を大変よく見渡すことができた。20分ほど、風景を楽しみ、下山する。途中、2名の登山者とすれ違い、挨拶を交わした。
 

             
奥宮参道入り口 奥宮近し 奥宮(山頂にて)

奥宮参道入り口
ここから登山が始まる。
この先に登山届けを投函する場所がある。
 

奥宮近し
ここからあと10分程度で奥宮である。
この先鎖場もある。
山道は大変整備されていて登りやすかった。

奥宮(山頂にて)
天気がよく、風景を楽しむことができた。



三峰神社

 駐車場に戻り、奥宮参拝でかいた汗を拭き、御朱印帳を持ち、拝殿を目指す。
 三峰神社の敷地は広く、鳥居前には、お土産物屋が数軒開いていた。また境内には宿泊施設もあり、参拝者は温泉も利用させていただけるとのことであった。
 山門前には、遥拝殿がある。ここからは先程登った妙法ヶ岳山頂を望むことができた。この場所から奥宮を遥拝する目的から、遥拝殿と呼ばれるようだ。
 山門をくぐり、拝殿前に進む。まだ朝も早かったせいか、参拝客が少なく、のんびりとお参りさせていただくことができた。
 お参り後、社務所に伺い、御朱印をお願いした。
 御朱印を受け取り、お礼を述べ境内を後にし、途中土産物屋を覗きながら駐車場を目指す。水ものを購入した程度でここでは特に土産物の買い物はしなかった。
             
三峰神社参道 三峰神社拝殿 三峰神社拝殿

三峰神社参道
参道前には土産物屋が並ぶ
 

三峰神社拝殿
この一帯は木々に囲まれている。
奥宮参拝でかいた汗も少しひいた。

三峰神社拝殿

 来た道を引き返し、秩父神社を目指す。
 連休中であるが、暦では平日であるので、道もさほど混んではおらず、1時間程度で秩父神社に到着した。


秩父神社

 秩父神社は秩父駅西口のすぐ近くに鎮座しており、街中だけに、参拝者も多かった。
 神門をくぐると、正面に社殿、右手には授与所がある。
 社殿にはつなぎ龍や、お元気三猿等の美しい彫刻が施されていた。
 このつなぎ龍、面白い伝説が伝わっているようだ。境内の案内板から、小生の理解の範囲で解説すると、
 「
この地方に「天ヶ池」という池があり、その池に住みついた龍があばれた時には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていた。この彫り物の龍を鎖でつなぎ停めたところ、その後、龍は現れなくなった。」
 というものである。
 
 拝殿にてお参りをさせていただいた後、社務所で御朱印をお願いした。

             
秩父神社 つなぎ龍 神門と八重の桜

秩父神社拝殿
参拝客多し。
さっとひけたところを撮影。

つなぎ龍
画像が小さく分かりづらいが...
鎖につながれている。

神門と八重の桜
八重の桜はちょうど見ごろ






宝登山神社

 秩父神社から宝登山神社はさほどはなれておらず、30分程度で移動することができた。
 途中、あまりにも暑く、フジ丸のエアコンのスイッチを今年初めて入れることとなった。
 お恥ずかしいことではあるが、この神社さんの鎮座地「長瀞」はどう読めばよいのか分からず...。正解は「ながとろ」である。
 この旅で知った新しい漢字の読みである。
 拝殿前に進み、お参りさせていただいた後、拝殿横の授与所にて、御朱印をいただいた。
 御朱印は男性の神職の方が対応してくださり、奥宮にも参拝したい旨をお話すると、ロープウェイの割引券を分けてくださった。
 お礼を述べ、早速ロープウェイ乗り場へ向かってみる。
 案外離れており、上り坂が続く。一山登ってきた小生にはかなりつらいところであった。
 ロープウェイで頂上までは5分程度の空の旅、下には桜が咲誇る様子が見えた。
 山頂駅から5、6分歩いたであろうか、宝登山神社奥宮に辿りついた。拝殿前に進み、お参りさせていただいた。
 下りもロープウェイを使用し、下山し時計を見ると、13:00頃。予定通り冠稲荷神社へお参りすることができそうである。
             
宝登山神社拝殿 宝登山ロープウェイ山頂駅 宝登山神社奥宮

宝登山神社拝殿

宝登山ロープウェイ山頂駅
奥宮へはここから5分程度

宝登山神社奥宮
参拝日の翌日(5/2)は奥宮祭とのことだった。



 途中、道の駅はなぞので、休憩をとり、14:30頃冠稲荷神社に到着した。


冠稲荷神社

 前述しているが、冠稲荷神社は、木々に囲まれ、草花も美しいという情報は入手していたのであるが、まだ一度も参拝したことがなく、伺うことを楽しみにしていた神社の一つであった。
 神社に近づくと、木々に囲まれた空間が目に入り、なんとなくこの辺かもしれないという雰囲気が漂い、さらに近づくと、木々に囲まれた赤い巨大な鳥居(甲大鳥居)が目に入った。
 御朱印帳と、カメラセット一式を持ち、甲大鳥居をくぐり早速境内へ。
 大変よく整備されているのであるが、それだけではないようだ。単語力の乏しい小生は、この神社の雰囲気を表現するに足る単語を持ち合わせてはいないので文章にするのが難しいのであるが...。
 参拝客もそこそこ訪れており、ご祈祷も行われており、また丁度時間的に下校の時間だったので、小さなお子さんが多く境内で遊んでいたのであるが、雑音が聞こえないというか、耳に入らない不思議な空間であった。一種異質で、規模は違うが、京都賀茂御祖神社(下賀茂神社)の「
糺の森(たたずのもり)」のような雰囲気を感じた。
 拝殿に向かい、お参りさせていただいた後、参拝客が少なくなったころあいを見はからって社務所を訪ね御朱印をお願いすると、授与所におられた若い女性が大変丁寧に、明るく対応してくださった。
 この神社では、毎月1日から7日に間のみ、毎月1神ずつ、御神体朱印を授与してくださるとのことで、この日は丁度1日(ついたち)でこの期間であった為、専用の御朱印帳と、「今月は布袋様の御朱印です。」と、にこやかに今月のご神朱印を授与してくださった。
 この方のお話では、この冠稲荷神社は、日本七社と呼ばれているそうである(伏見、豊川、信田、王子、妻恋、田沼と冠稲荷神社)。詳細は暇を見て調べてみたいと思う。
             
大きな鳥居(甲大鳥居) 冠稲荷神社拝殿 冠稲荷神社の木瓜

大きな鳥居(甲大鳥居)
この鳥居をくぐると落ち着いた森となる。
どこかであじわったこの雰囲気...
糺の森?...

冠稲荷神社拝殿
境内は大変整然としている。

冠稲荷神社の木瓜
残念ながら花の時期を逸した。
満開の様子をぜひ見たいものである。



 少々、残念であったのは...
 木瓜の花が大変見事とのお話なのであるが、時期が過ぎてしまったこと。そして桜も時期的に終わり、拝殿前のしだれ桜も葉桜の時期を迎えてしまっていたことである。
 また、撮影機材に関しても山用にセレクトして持っていったことである。
 しかし、それはそれで、鬱蒼とした緑の中をのんびりと散策することができ、大変リフレッシュすることができたし、また今後の楽しみもできた。
 毎月1神ずつご神体朱印を授与していただけるとのことなので、その授与していただける時期にお参りさせていただけば、色々な季節の草花を楽しむことができそうである。
 しかし距離的、スケジュール的な問題で毎月連続してこの定められた期間にお参りさせていただき、御朱印をいただくということは多分不可能であると思われる。
 何年かかるか予想はできないが、季節を楽しみつつ、のんびりとお参りさせていただき、その際に御朱印をいただいていこうと思う。

 Ps.
 秩父での、三峰神社奥宮参拝の為の登山後の参拝となり、かなりラフな出で立ちでのお参りとなり、大変失礼いたしました。
 あらためてお参りに伺わせていただきます。
 


帰路


 復路は、往路と同じ節約作戦をとったのであるが体力的にかなり消耗していたので、往路に比べるとかなりのスローペースである。
 さくら市付近で夕食をとり、国道4号を北上、福島に入り、白河から東北道を使用し、仙台宮城まで。
 家に着き、時計を見ると、23:00前。フジ丸の走行距離は830Kmであった。


 今回の巡拝は急場で立てた計画ではあったが大変楽しむことができた。天気にも恵まれ(気象庁発表によれば、秩父地方の気温は30度を超えていたとのこと...)、久しぶりに業務のことを忘れ体を動かすことができた。
 また、なかなか達成には、難しいが、楽しみも一つ増えた。こちらものんびりと進めて行きたいと思う。こちらの様子も紹介していければと...。(難しいか?)
 

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